西日本支部

本学会には、3つの支部があります。西日本支部は、富山、岐阜、愛知以西、鹿児島以北の各府県に在住する会員から構成され、定例研究会の開催と支部だよりの発行を行っています。

定例研究会の開催は、年間4回を予定しています。内容は、研究発表、シンポジウム、見学などです。学会員以外の方々も聴講は原則的に無料で可能です。定例研究会の内容は、支部だよりのほか、学会ホームページに掲載されます。

これから行われる定例会のご案内

西日本支部 第302回 定例研究会

(日本音楽学会西日本支部第63回支部例会と合同)

日時 日時:2025年6月29日(日)12:00~16:25
場所

京都市立芸術大学A棟1階 伝音セミナールーム

〒600-8601 京都市下京区下之町57-1 A棟1階

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卒業論文発表

坂道・曲がり角のだんじり囃子」の存在意義と消滅の背景
——三田天満神社秋季例大祭を例に
田村 唯花
(関西学院大学、日本音楽学会)
日本人向けK-POPツアーから考えるミュージックツーリズム―パフォーマティビティと聖地化 
松本 愛布
(京都市立芸術大学、日本音楽学会)

修士論文発表

明治期の手風琴曲集に採譜された詩吟旋律が目指したもの
――音楽政策との関係から
山本 量子
(京都芸術大学、東洋音楽学会)

博士論文発表

桂六斎念佛の復活に関する民族音楽学的研究
志川 真子
(総合研究大学院大学、東洋音楽学会)
バルトークの《ピアノ・ソナタ》第3楽章における民俗音楽的特徴の様式化
――時間的特性に着目して
木村 優希
(京都市立芸術大学、日本音楽学会)

研究発表

人民中国初期における大衆唱歌による情念喚起とその政治的利用
――《得奨歌曲集》の言語情報と音楽テクストを中心に 
陳 諾
(京都大学、日本音楽学会)
例会担当・司会:齋藤 桂
(日本音楽学会)
福岡 正太
(東洋音楽学会)

西日本支部 第303回 定例研究会

日時 日時:2025年7月21日(日・祝) 13:00〜
場所

京都市立芸術大学 伝音セミナールーム およびzoomによるハイブリッド開催

〒600-8601 京都市下京区下之町57-1 A棟1階

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参加方法

要事前申し込み (7月18日金曜日までにお申し込みください) 

申し込みはこちら

※問い合わせ先:歴史的音源所蔵機関ネットワーク(レキレコ)事務局
rekireco@gmail.com 

研究成果報告会

大正・昭和の音とデザイン――レコードにおける宣伝と販売とは!? 

スリーブ資料の紹介――整理と分類からみえてきたもの
大久保 真利子
(九州大学総合研究博物館)
大仏とビリケン――レコード会社の商標とキャラクターをめぐって
京谷 啓徳
(学習院大学、非会員)
富士山印・東京蓄音器の演劇レコード
大西 秀紀
(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター)
関東の地域レーベルが記録したもの――演芸レコードを例として
毛利 眞人
(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター、非会員)
レコード今昔物語
八日市屋典之
(金沢蓄音器館、非会員)
例会担当・司会:大久保 真利子
(九州大学)
過去の定例会情報の記録はこちら

支部だより

当学会では、現在年3回、原則として12月(または1月)、3月、8月に支部だよりを発行し、定例研究会の案内と報告を掲載しています。

『西日本支部だより』のバックナンバーは、インターネット上で公開しています。2002年に学会の支部制度改正があり、支部名が「関西支部」から、現在の「西日本支部」に変更になりました。そのため、第44号(2002年8月発行)以前の支部だよりは『関西支部だより』となっています。

支部だより最新号

第104号(2025年 6月5日)

支部委員会

支部の運営は、支部担当理事(支部長をふくむ)と、6名の支部委員および参事数名により行われています。現在の支部担当理事、支部委員および参事の分掌は、以下の通りです。

支部担当理事 福岡正太(支部長)、福岡まどか
支部委員 大久保真利子、齋藤桂、島添貴美子、薗田郁、米山知子、劉麟玉
参事 志川真子

(任期:2026年総会まで)