定例研究会開催記録
東洋音楽学会東日本支部 第104回 定例研究会
時 2018年6月2日(土) 14:00~16:10
所 国際基督教大学 H402教室
<博士論文発表>
1. 1930年代の東京音楽学校における作曲教育と「歌曲」創作
―近代日本音楽史観の再構築にむけて―
仲辻 真帆(東京藝術大学大学院)
2. 雑誌『オペラ評論』および『オペラ』にみるオペラの受容過程について
中津川 祥子(お茶の水女子大学大学院)
3. 「教育音楽」という用語についての歴史的考察
―明治期から大正期を中心として―
山本 真紀(聖徳大学大学院)
司会:マット・ギラン(国際基督教大学)
東洋音楽学会東日本支部 第103回 定例研究会
時 2018年4月7日(土) 14:00~16:40
所 お茶の水女子大学 共通講義棟2号館102室
<卒業論文発表(その2)>
1. 19世紀初期のアイルランドにおけるユニオン・パイプスの演奏
―O'Farrell's Pocket Companion for the Irish or Union Pipesの装飾音に注目して―
水上 えり子(東京藝術大学)
<修士論文発表(その2)>
2. バルトーク作曲《ピアノ・ソナタ》BB88 第3楽章の研究
木村 優希(お茶の水女子大学大学院)
3. 薩摩琵琶の音楽構造 ―鶴田流を中心に―
曽村 みずき(東京藝術大学大学院)
4. 1920~30年代の中国における西洋音楽出版
―柯政和と中華楽社を中心に―
鄭 暁麗(東京藝術大学大学院)
5. 江戸中期の儒学者による音楽文化批判と荻生徂徠
中川 優子(東京藝術大学大学院)
6. 日本におけるガムランの活動に関する一考察
―その変遷と現状分析をもとに―
増田 久未(東京音楽大学大学院)
司会:奥山 けい子(東京成徳大学非常勤講師)
東洋音楽学会東日本支部 第102回 定例研究会
時 2018年3月17日(土) 14:00~16:20
所 大正大学 552教室(5号館5階)
<卒業論文発表(その1)>
1. 吉原遊廓における音楽の役割
―遊女と女芸者による音楽活動の比較を通して―
青木 慧(東京藝術大学)
2. ノルウェー語歌曲における言語の高低アクセントと旋律の関係
―子どものうたを中心に―
市川 桜子(東京藝術大学)
3. 真言宗豊山派における鳴物の実践
上原 茜(東京藝術大学)
4. 伝統芸能への現代的アプローチ
―《ケルティック能「鷹姫」》公演(2017)分析を中心に―
古田 智子(東京藝術大学)
5. 「越中八尾おわら風の盆」の固定と変容の要素に関する考察
川口 瑞穂(武蔵野音楽大学)
<修士論文発表(その1)>
6. 昭和二十~三十年代の新派における音楽演出
中村 ひかる(東京藝術大学大学院)
司会:金光 真理子(横浜国立大学)
東洋音楽学会東日本支部 第101回 定例研究会
時 2018年2月3日(土) 13:00~16:40
所 共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス 本館 303号室
<研究発表>
1. 植民地朝鮮の総力戦と歌舞伎
―中村吉右衛門と市川猿之助の慰問巡業を中心に―
金 志善(東京藝術大学)
2. 唐笛師平群秀茂注進の目録について
遠藤 徹(東京学芸大学)
3. 現代のカザフ音楽教育にみられる復興的動向をめぐって
東田 範子(東京藝術大学)
4. ディアスポラ社会における宗教的芸能活動の展開
―ウィーンのアレヴィーによる宗教儀礼の分析から―
鈴木 麻菜美(国立音楽大学)
司会:土田 牧子(共立女子大学)
東洋音楽学会東日本支部 第100回 定例研究会
時 2017年12月2日(土) 13:00~17:00
所 東京大学 駒場キャンパス18号館4階 コラボレーション・ルーム3
<研究発表>
1. 律管「年次」に関する調査報告
高瀬 澄子(沖縄県立芸術大学)、前島 美保(京都市立芸術大学)
2. 江島弁財天信仰と常磐津節演奏家
―浮世絵〈相州江之嶋弁才天開帳参詣群集之図〉を起点に―
前原 恵美(東京文化財研究所)
3. 叙景、叙事、叙情の歌―オペラの受容と日本語音楽劇の近代
大西 由紀(東京大学)
4. 戦後の花街芸の継承
―北野上七軒の「寿会」(ことぶきかい)の創生を中心に―
中原 逸郎(京都楓錦会)
司会:ゴチェフスキ,ヘルマン(東京大学)
東洋音楽学会東日本支部 第99回 定例研究会(特別例会)
時 2017年11月15日(水) 18:30~20:30
所 東京藝術大学音楽学部 第2ホール
<講演と演奏>
ユネスコ無形文化遺産 南音の雅正清和
蔡雅芸
ユネスコ無形文化遺産「南音」を代表する伝承者。
厦門大学芸術研究所南音研究センター主任。泉州市南音雅芸文化館創始者。
陳思来
厦門大学芸術学院客員教授。泉州市南音雅芸文化館総監督。
司会:徳丸 吉彦(聖徳大学教授)
通訳:尾高 暁子(東京藝術大学講師)
東洋音楽学会東日本支部 第98回 定例研究会
時 2017年7月1日(土) 14:00~16:40
所 東京音楽大学 A館地下100教室
<研究発表>
1. 『アラブ古典音楽の旋法体系:アレッポの歌謡の伝統に基づく旋法名称の記号論的解釈』解題 ―意識下の構造を解明する試み―
飯野 りさ(日本学術振興会 特別研究員(PD))
2. 篠笛譜の改良から見た六代目福原百之助の功績
孫 瀟夢
3. 能楽が元曲の影響を受けたとする説について
蒲生 郷昭(東京文化財研究所名誉研究員)
司会:濱崎 友絵(信州大学)
東洋音楽学会東日本支部 第97回 定例研究会
時 2017年6月3日(土) 13:00~17:00
所 国際基督教大学 H402教室
<博士論文発表>
1. 三味線を用いた現代作品の分析的研究
―独奏曲、合奏曲及び協奏曲における三味線の特性―
シュムコー、コリーン・クリスティナ(東京藝術大学大学院)
2. 日本のリズム教育におけるカスタネット類の役割
門脇 早聴子(聖徳大学大学院)
3. 催馬楽の成立に関する研究
本塚 亘(法政大学大学院)
4. 音楽の文化的進化を測る
―ブリティッシュ・アメリカンと日本の民謡・ポップス・古典音楽の事例を通して―
サベジ・パトリック エバン(東京藝術大学大学院)
5. プラシッド・シラパバンレン(1912-1999)の研究
―タイ音楽の実践者としての活動―
山下 暁子(お茶の水女子大学大学院)
6. 昭和前期の学校音楽教育と家庭における童謡レコードの教育的意義
鯨井 正子(国立音楽大学大学院)
7. 『魚山蠆芥集』成立過程の研究
新井 弘賢(大正大学大学院)
司会:マット・ギラン (国際基督教大学)
東洋音楽学会東日本支部 第96回 定例研究会
時 2017年4月1日(土) 14:00~16:40
所 お茶の水女子大学 共通講義棟2号館102室
<卒業論文発表(その2)>
1. 中部ジャワのワヤン・クリッにみる現代性
―過去20年の録音の分析を通して―
岸 美咲(東京藝術大学)
2. 沖縄市のライブハウスとその特質
―沖縄振興特別推進交付金における地域活性化と観光誘致―
澤田 聖也(国立音楽大学)
<修士論文発表(その2)>
3. うた澤節の音楽様式研究 ―前弾を中心に―
木岡 史明(東京藝術大学大学院)
4. 覚意の『博士指口伝事』の研究 ―五音博士の源流を探る―
デュラン、ステファン・アイソル(東京藝術大学大学院)
5. 能の「平ノリ」地拍子における実践研究
―現行運用と拍の伸縮性を中心に―
坂東 愛子(東京藝術大学大学院)
6. 東京混声合唱団における委嘱活動の位置づけとその変容
―委嘱作品期・新世代期を中心に―
武藤 聡里(お茶の水女子大学大学院)
司会:野川 美穂子(東京藝術大学)
東洋音楽学会東日本支部 第95回 定例研究会
時 2017年3月18日(土) 14:00~16:30
所 大正大学 552教室(5号館5階)
<卒業論文発表(その1)>
1. 世界の音楽を教材化すること
―音楽科における「教材」概念の再考―
平野 悠佳(東京学芸大学)
2. 藤原通憲と音楽
―院近臣としての立場に着目して―
神崎 夏希(東京藝術大学)
3. 明治初期における名古屋の芸能の特色について
―芝居小屋の上演記録調査を中心に―
米本 有里(東京藝術大学)
<修士論文発表(その1)>
4. 新宿西口商店街「新宿西口思い出横丁」で聴かれる音についての考察
―人と場所との関係から―
横畠 怜子(お茶の水女子大学大学院)
5. 映画音楽におけるクィア的読解
―『ロープ』(1948)のピアノシーンを通して―
横山 洸(お茶の水女子大学大学院)
6. 7世芳村伊十郎の録音全集と長唄の「近代」
―「文化」を語る正当性をめぐって―
永嶋 宗(東京大学大学院)
司会:金光 真理子(横浜国立大学)
東洋音楽学会東日本支部 第94回 定例研究会
時 2017年2月4日(土) 14:00~16:00
所 共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス 2号館704号室
<研究発表>
1. 能管の演奏技法における「型」の形成再考
森田 都紀(京都造形芸術大学)
2. 長唄唄方阪東亀寿旧蔵史料について
前島 美保(京都市立芸術大学)
司会 土田 牧子(共立女子大学)
東洋音楽学会東日本支部 第93回 定例研究会
時 2016年12月17日(土) 14:00~16:45
所 大正大学 552教室(5号館5階)
<博士論文発表>
1. 山口巌の生涯 - 箏曲界に与えた影響とその業績 -
福田 恭子(東京藝術大学)
<特別企画>
2. 未来に文化をつなぐための協働
―ブータンの遊び歌ツァンモの展開―
伊野 義博(新潟大学)
加藤 富美子(東京音楽大学)
権藤 敦子(広島大学)
司会 奥山けい子(東京成徳大学)
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