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社団法人 東洋音楽学会 東日本支部

定例研究会開催記録

東洋音楽学会東日本支部 第67回 定例研究会

時 2012年7月28日(土) 13:00〜
所 国立歴史民俗博物館 大会議室

<特別企画>

1.企画展示「楽器は語る−紀州藩主徳川治宝と君子の楽−」をめぐって
(1)企画の概要と意図
  遠藤徹(東京学芸大学)
(2)「赤坂御薗積翠池試楽図並記」について
  日高薫(国立歴史民俗博物館
(3)律管の調査報告
  内田順子(国立歴史民俗博物館)

2.特集展示「雅楽を伝える−南都楽家辻家資料−」について
  遠藤徹(東京学芸大学)

司会 野川美穂子(東京芸術大学)

<展示見学>

企画展示(企画展示室)と特集展示(第3展示室)の自由見学

東洋音楽学会東日本支部 第66回 定例研究会

時 2012年7月7日(土) 13:30〜16:30
所 国際基督教大学 本館402号室

<報告>

1.E.S.モースコレクションにおける1882年〜1921年頃収集の日本の楽器
―その可能性と限界―
茂手木潔子(有明教育芸術短期大学)

<ラウンドテーブル>

2.庶民が親しんだ芸能の諸相―明治から大正へ
パネリスト: 澤井万七美、寺田真由美、横田洋、土田牧子(兼司会)
・澤井万七美(沖縄工業高等専門学校)
「近代における琵琶と諸芸能」

・寺田真由美(京都市立芸術大学)
「寄席で演じられた音楽とその広がり」

・横田洋(大阪大学)
「映画と演劇と見世物の間―浅草公園六区の芸能史の一側面―」

・土田牧子(東京芸術大学)
「題材としての新聞小説―『不如帰』を中心に―」

司会 土田牧子(東京芸術大学)

東洋音楽学会東日本支部 第65回 定例研究会

時 2012年6月2日(土) 13:30〜16:10
所 東京芸術大学音楽学部 5-301教室

<博士論文発表>

1.近代ギリシア国家の成立と「ギリシア音楽」
―その可能性と限界―
佐藤文香(東京芸術大学)

2.現代中国における琵琶教習プロセスの研究
劉丹(東京芸術大学)

3.吾妻能狂言の研究―その芸態と後世への影響―
河合佐季子(東京芸術大学)

4.近世上方書林阿波屋一統の出版活動について
―宮古路節正本と「はやりうた」の唄本を中心に―
黒川真理恵(お茶の水女子大学)

5.十八世紀上方歌舞伎音楽の研究
―囃子方を中心に―
前島美保(東京芸術大学)

司会 早稲田みな子(東京芸術大学)

東洋音楽学会東日本支部 第64回 定例研究会

時 2012年4月21日(土) 13:30〜16:50
所 東京芸術大学音楽学部 5-301教室

<研究発表>

1.Melodyne による声明の装飾音のインタラクティブな採譜
―その可能性と限界―
フベルトス・ドライヤー(日本大学)
近藤静乃(東京芸術大学)

2.無料動画配信サービスにおける世界音楽受容と発信
―南アジア音楽の事例―
小日向英俊(東京音楽大学)

3.民謡を「伝統化」する時・しない時
米野みちよ(国立フィリピン大学)

司会 野川美穂子(東京芸術大学)

東洋音楽学会東日本支部 第63回 定例研究会

時 2012年4月7日(土) 14:00〜17:30
所 お茶の水女子大学 共通講義棟3号館 105号室

<2011年度 卒業論文発表(その2)>

1.フェイルーズ初期の音楽にみるアラブの伝統と西洋の影響
酒井絵美(東京芸術大学)

<2011年度 修士論文発表(その2)>

2.地域における伝統芸能の伝承について
―愛知県三河地方のチャラボコを事例に―
市古有希(お茶の水女子大学大学院)

3.長唄の稽古文化の構造
―資料分析と聞き取り調査を通して―
鹿倉由衣(東京芸術大学大学院)

4.ドイツにおける日本伝統芸能の公演
―ハインツ=ディータ・レーゼ氏の活動を通して―
田辺沙保里(お茶の水女子大学大学院)

5.明治日本における楽器製作の認識と変容
 ―内国勧業博覧会と楽器―
佃陽子(国立音楽大学大学院)

6.徳川将軍家の追善儀礼と音楽
―江戸時代初期の日光東照宮年忌法会を事例として―
服部阿裕未(東京芸術大学大学院)

<2011年度 卒業論文発表(その3)>

7.山田耕筰の歌曲における日本語の問題
太田郁(東京芸術大学)

司会 濱崎友絵(早稲田大学)

東洋音楽学会東日本支部 第62回 定例研究会

時 2012年3月17日(土) 14:00〜17:00
所 亜細亜大学 2号館236教室

<2011年度 卒業論文発表(その1)>

1.本居長世の目指した音楽
 ―音楽活動と作品分析から見る「新音楽」の創造―
岡皆実(東京芸術大学)

2.鳴門の「第九」をめぐる音楽活動について
渡邊愛子(お茶の水女子大学)

<2011年度 修士論文発表(その1)>

3.京劇《宇宙鋒》研究―梅蘭芳の《宇宙鋒》構築と規範化―
品川愛子(東京芸術大学大学院)

4.ミャンマー古典歌謡のジャンルとサウン・ガウの旋律型
ス・ザ・ザ・テ・イ(東京芸術大学大学院)

5.舞楽の地方伝播―富山県の舞楽を中心に―
角優希(東京芸術大学大学院)

司会 配川美加(東京芸術大学)

東洋音楽学会東日本支部 第61回 定例研究会

時 2012年2月4日(土) 14:00〜16:40
所 有明教育芸術短期大学 301教室

<特別企画>

1.東洋音楽学会における民俗音楽調査について
小島美子(国立歴史民俗博物館)

2.国立民族学博物館所蔵「東洋音楽学会調査記録」資料の現状と活用について
福岡正太(国立民族学博物館)

<研究発表>

カトマンズ盆地におけるダファー音楽の構造と伝承
サワン・ジョシ(東京芸術大学)

司会 野川美穂子(東京芸術大学)

東洋音楽学会東日本支部 第60回 定例研究会

時 2011年12月3日(土) 14:00〜16:00
所 東京芸術大学音楽学部 5-301教室

<報告>

伊福部昭の遺した明清楽器
 ―東京音楽大学民族音楽研究所寄託の明清楽器の修理について―

報告者
  甲田潤(東京音楽大学民族音楽研究所専任研究員、非学会員)
  稲見惠七(明清楽研究者、非学会員)

司会
  鳥谷部輝彦(日本学術振興会特別研究員)

東洋音楽学会東日本支部 第59回 定例研究会

時 2011年9月3日(土) 13:30〜15:30
所 聖心女子大学2号館地下 音楽室

<レクチャー&デモンストレーション>

「バリ島の声の芸術:伝統声楽の発声と歌唱法」

出演者
  ニ・ニョマン・チャンドリ(歌)
  イ・クトゥット・ブダ・アストラ(ガムラン演奏)他

解説
  増野亜子(東京芸術大学)

司会 野川美穂子(東京芸術大学)

東洋音楽学会東日本支部 第58回 定例研究会

時 2011年7月2日(土) 14:00〜17:00
所 東京芸術大学千住キャンパス 第1講義室

<研究発表>

1.能楽謡伝書における旋律型の変遷と室町末期の「吟」の原型
丹羽幸江(昭和音楽大学)

2.宗旨人別帳にみる大坂菊屋町における当道盲人の居住と音楽伝承
福田千絵(お茶の水女子大学

3.琴(箏)を通した上調子の発生と発達
角田剛士(新内・常磐津演奏家)

司会 熊沢彩子(筑波大学附属視覚特別支援学校)

東洋音楽学会東日本支部 第57回 定例研究会

時 2011年6月4日(土) 13:30〜17:00
所 有明教育芸術短期大学 301教室

<研究発表(博士論文)>

1.タブラーの唱歌とその伝承
ラーマン・アブドウル(東京芸術大学大学院)

2.謡の伝承に関する音楽教育学的研究―宮城県北部の調査に基づいて―
田村にしき(東京芸術大学大学院)

3.琴古流尺八の伝承構造の研究―一芸系のフィールドワークを通して―
マキシム・クリコフ(東京芸術大学大学院)

4.大正から昭和初期の保育における音楽活動の理論と実際
大沼覚子(東京芸術大学大学院)

5.近代における宮内省式部職楽部の研究―大正時代の組織と活動を中心に
中村真由子(武蔵野音楽大学大学院)

司会 茂手木潔子(有明教育芸術短期大学)

東洋音楽学会東日本支部 第56回 定例研究会

時 2011年4月23日(土) 13:30〜16:20
所 亜細亜大学 2号館237教室アクセス

<2010年度 卒業論文発表 その2>

1. 山林音神考
 ―天狗信仰とその音楽に関する構造人類学的研究―
川崎 瑞穂(国立音楽大学)

2. フィンランド国民楽器カンテレの象徴性
 ―叙事詩『カレワラ』における考察―
下崎 久美(東京芸術大学)

3. 台湾パイワンの鼻笛の研究
西川 浩平(放送大学)

<2010年度 修士論文発表 その2>

1. 音楽活動推進を軸とした地域文化活性化モデル<里楽>の構築
 ―長崎県における公共空間ワークショップ事業を例として―
モーテン・ヴァテン(東京芸術大学大学院)

2. 戦後日本における伝統楽器による新作活動の展開とその言説
遠藤 明日香(東京学芸大学大学院)

3. サンバのリズムを体感する手立て
 ―エスコーラ・ヂ・サンバにおけるバテリアに注目して―
中野 未穂(東京学芸大学大学院)

4. 箏組歌「雲井の曲」の歴史的変遷についての一考察
真鍋 幸枝(東京学芸大学大学院)

司会:金光 真理子(横浜国立大学)

●東洋音楽学会東日本支部 第55回定例研究会

時 2011年4月2日(土)午後1時半〜4時40分
所 亜細亜大学 2号館237教室

<2010年度 卒業論文発表 その1>
1. 近代朝鮮における妓生の音楽社会史的研究
禹 誠美(東京芸術大学)

2. ユーロヴィジョン・ソング・コンテストにおける表象と政治性の交錯
金子 亜美(東京芸術大学)

3. 長與惠美子研究―音楽を愛する人―
仲辻 真帆(東京芸術大学)

<2010年度 修士論文発表 その1>
1. タブラーの記譜法と教授法の関係性
井上 春緒(大東文化大学大学院)

2. 戦後日本における合唱レパートリーの変遷
 ―全日本合唱コンクール全国大会にみる傾向と拡大―
黒澤 幸子(お茶の水女子大学大学院)

3.歌の共同体におけるアイデンティティの構築
 ―シャン・ノース歌唱コンペティション「オ・リアダ杯」とシンガーセッションの現場より―
廣瀬 沙耶佳(東京芸術大学大学院)

4.プンムルクッの儀礼・信仰・思想的要素の考察―韓国全羅道を中心に―
神野 知恵(東京芸術大学大学院)

司会:配川 美加(東京芸術大学)

●東洋音楽学会東日本支部 第54回定例研究会

時 2011年2月5日(土)午後2時〜4時半
所 有明教育芸術短期大学 301教室

<調査報告>
武蔵野音楽大学楽器博物館所蔵の笙「節摺」について
脇谷真弓(武蔵野音楽大学楽器博物館)

<研究発表>
現代中国における琵琶一般教習プロセス―考級を中心に―
劉丹(東京芸術大学大学院)

司会:野川美穂子(東京芸術大学)

●東洋音楽学会東日本支部 第53回定例研究会

時 2010年12月4日(土)午後2時〜4時
所 東京藝術大学音楽学部 第一ホール

<レクチャーコンサート>
「ウードを通して知るアラブ音楽」
ムスタファ・サイード(ウード奏者、非会員)

司会:濱崎友絵(東京芸術大学)
通訳:早稲田みな子(東京芸術大学)