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一般社団法人 東洋音楽学会 東日本支部

定例研究会開催記録

●東洋音楽学会 東日本支部第27回定例研究会

時 2006年7月1日(土)午後1時30分~4時
所 東京学芸大学 音楽講義室第1(芸術・スポーツ科学系研究棟2号館3F)
<研究発表(調査報告を含む)>「高野山天野社の舞楽について」
・遠藤 徹
「天野社で行われた舞楽の概略」
・鳥谷部 輝彦;前島 美保
「四つの本殿に描かれた舞絵について」
・廣瀬 千晃;三島 暁子;雅楽古義研究会
「江戸期の天野社舞楽曼荼羅供の構成と関連資料について」
司会 内田 順子

●東洋音楽学会 東日本支部第26回定例研究会

時 2006年6月10日(土)午後1時30分~5時
所 東京学芸大学 音楽講義室第1(芸術・スポーツ科学系研究棟2号館3F)
<研究発表(博士論文)>
1. 金光真理子(東京芸術大学)
「サルデーニャの舞踊音楽の構造 ~ラウネッダスの舞踊曲におけるイスカラの概念~」
2. 森田都紀(東京芸術大学)
「能管の音楽技法研究 ~唱歌からみた多様性~」
3.高瀬澄子(東京芸術大学)
「『楽書要録』の研究」
4.島添貴美子(東京芸術大学)
「奄美シマウタにおける伝統の再帰と創造」
5.降矢美彌子(東京芸術大学)
「多文化音楽教育の指導法の研究~デジタル教材の開発とその実践的検証~」
司会 内田順子(国立歴史民俗博物館)

●東洋音楽学会 東日本支部第25回定例研究会

時 2006年4月1日(土)午後1時30分~5時
所 お茶の水女子大学 共通講義棟2号館102教室
 <2005年度卒業論文発表(その2)>
1.河内 暁子(東京芸術大学)
「高千穂の夜神楽についての一考察~地域内における統合・個別化傾向~」
2.原納 愛(東京芸術大学)
「日本音楽の五線譜化にみる楽譜の意味~声明を中心に~」
3.山下 正美(お茶の水女子大学)
「日本における鉄製口琴についての研究」
4.橘川 友里(お茶の水女子大学)
「図像資料に見る歌舞伎音楽~天明・寛政・文化期の出語り図を中心に~」
5.栗原 千絵(国立音楽大学)
「アイルランド移民の歌~ジョン・モールデンの歌集を補足しながら」
6.鈴木 亜紗子(東京芸術大学)
「スウェーデンの民俗音楽とその環境の変化」
7.豊田 祐子(国立音楽大学)
「1970年代以降の日本における中国音楽の受容」

<2005年度修士論文発表(その2)>
1.中村 麻衣子(東京芸術大学)
「近代雅楽史の研究~神社祭祀における雅楽の普及とその周辺」
2.金 志善(東京芸術大学)
「植民地時代に日本の音楽学校に留学した朝鮮人」
司会:野川 美穂子(東京芸術大学)

●東洋音楽学会 東日本支部第24回定例研究会

時 2006年3月18日(土)午後1時30分~4時30分
所 東京芸術大学音楽学部 5~301教室
<2005年度卒業論文発表(その1)>
1.重田 絵美(東京芸術大学)
「近代日本の子どもの歌における替え歌~言語の置き換えに伴う音楽の変容~」
2.柴田 真希(東京芸術大学)
「黒川能が現代において持つ意味~王祇祭を中心に~」

<2005年度修士論文発表(その1)>
1.岡田 恵美(東京芸術大学)
「ヒンドゥスターニー古典音楽におけるラサのメカニズム」
2.サワン・ジョシ(東京芸術大学)
「1951年以降のネパールにおけるヒンドゥスターニー音楽の導入と受容」
3.大石 あゆ美(東京学芸大学)
「音楽教育における伝統観に関する一考察~沖縄の音楽・芸能を通して~」
4.清水 宏美(東京学芸大学)
「中学校における「日本の音楽」の指導 ~
 「日本の音楽を形づくる諸要素・特性」を踏まえて~」
5.手島 育(新潟大学)
「聖籠町浜地区集落 高齢者の歌唱行動とその意味」
6.青柳 万紀子(東京芸術大学)
「翻案歌舞伎のテキスト研究
 ~『西国立志編』〈第三編〉を原典とする二つの作品をめぐって~」
司会:加藤 富美子(東京学芸大学)

●東洋音楽学会 東日本支部 第23回定例研究会

時 2006年2月4日(土)14時~17時
所 東京芸術大学音楽学部5~301教室
<研究発表と演奏>
1. 研究発表 
  蒲生 郷昭(日本大学芸術学部)
 「漢字表記〈三味線〉の出現と定着」
*16世紀に三味線が日本に渡来した当時は、何と呼ばれていたのか、また、「三味線」という漢字表記はいつから始まったのか、文献資料を渉猟して考察した、蒲生郷昭氏の最新の研究の発表。
2.楽器紹介と演奏
王 迪(中国 中央音楽学院大学院)
「中国の柳琴と中阮」
解説と通訳:尾高 暁子(東京芸術大学)
*中国音楽ブームといわれつつ、日本では比較的演奏されることの少ない柳琴と中阮。楽器の概観や現代の改良事情、作品等につき、中国の新進演奏家王迪氏(瀋陽生まれ。国内のさまざまなコンクールで受賞。大学院にも無試験で進学)を招いて、尾高暁子氏によるインタビューを交えて紹介する。
司会 増野 亜子(東京芸術大学)

●東洋音楽学会 東日本支部 第22回定例研究会

時 2005年12月3日(土)1時半~4時半
所 お茶の水女子大学人間文化研究科棟4階405講義室
<研究発表と対談> 「アジアの芸能とジェンダー」
1.井上 貴子(大東文化大学)
「インドの芸能における民主化とジェンダー:
 デーヴァダーシー問題とナーガラトナンマールの貢献」
2.中村 美亜(東京藝術大学)
「女流義太夫の「正統化」とジェンダー:日本の近代化と伝統芸能保護政策の間で」
3.  井上 貴子;中村美亜 
「対談:アジアの芸能とジェンダー」
司会 塚田 健一(広島市立大学)

●東洋音楽学会 東日本支部 第21回定例研究会(国立歴史民俗博物館との共催)

時 2005年9月3日(土)午後1時30分~4時
所 国立歴史民俗博物館 大会議室
<研究発表>
蒲生 美津子(沖縄県立芸術大学)
「兼常清佐考~学位取得を中心に」

<歴博企画展示「紀州徳川家伝来の楽器」見学>
1.基調講演「楽器史から見た紀州徳川家楽器コレクション」
小島 美子(国立歴史民俗博物館)
2.企画展示見学
案内:日高 薫(国立歴史民俗博物館)
司会 内田 順子(国立歴史民俗博物館)

●東洋音楽学会 東日本支部第20回定例研究会

時 2005年6月11日(土)午後1時30分~4時30分
所 お茶の水女子大学 共通講義棟1号館304教室
<シンポジウム> 「音楽を踊り、踊りを奏でる~舞踊のテキスト研究の試み~」
司会・コーディネーター  大谷 紀美子
1.金光 真理子(東京藝術大学)
「ラウネッダス舞踊における音楽と舞踊の関係」
2.木村 はるみ(山梨大学)
「音楽と舞踊の記譜からのダンス・イディオムの抽出 ~金刀比羅宮の巫女舞の事例から~」
3.中村 美奈子(お茶の水女子大学)
「バリ島の舞踊の語彙と動作特性~「レゴン・ラッサム」を事例として~」
4.大谷紀美子(相愛大学)
「音楽と舞踊の関係~バラタナーティヤムの〈ヌリッタ〉作品を事例として~」

<ディスカッション>

●東洋音楽学会東日本支部第19回定例研究会

時 2005年4月2日(土)午後1時~5時
所 お茶の水女子大学 共通講義棟2号館102教室 
<2004年度卒業論文発表>
1. 葛西 周(桐朋学園大学)
「雅楽の「源流」探求~南都・天王寺楽所の行事に見る伝統継承とその変遷~」
2. 長谷川 陽子(国立音楽大学)
「人骨楽器「ダマル」「カンリン」
 ~フィールドワークによる調査結果およびチベット仏教における象徴性考察~」
3. 江間 祥恵(国立音楽大学)
「長唄における囃子~太鼓地について~」
4. 遠山 香織(東京芸術大学)
「日本におけるガムランの受容~中部ジャワのガムランを中心に~」
5. 手島 沙織(東京芸術大学)
「カポエイラ・アンゴラ~格闘技・儀礼・音楽と対話のダンス~」
6. 吉岡 三貴(お茶の水女子大学)
「テーマパークにおける音の機能について
 ~東京ディズニーランドの3つのアトラクションを対象に~」
7. 船造 春佳(お茶の水女子大学)
「保存会による目黒囃子の伝承について~門前ばやし(目黒ばやし)保存会を事例に~」
8. 高杉 真季(東京芸術大学)
「20世紀前半の満洲における音楽活動」
9. 大沼 覚子(東京芸術大学)
「日本の幼稚園教育におけるピアノの受容と普及~明治から昭和戦前期までを中心に~」

<2004年度修士論文発表(その2)>
1. 中津川 祥子(お茶の水女子大学)
「沖縄以外の地域におけるエイサー団体について」
司会 中村 美奈子(お茶の水女子大学)

●東洋音楽学会東日本支部第18回定例研究会

時 2005年3月19日(土)午後1時30分~5時
所 東京芸術大学音楽学部 5~301教室
<2004年度修士論文発表(その1)>
1. 藤波 ゆかり(東京芸術大学)
「明治期から昭和前期に至る箏曲教習の歴史的展開」
2. 森谷 理紗(東京芸術大学)
「日本における「ロシア民謡」の受容」
3. 新堀 歓乃(東京芸術大学)
「密厳流ご詠歌における楽譜と口頭伝承の変遷」
4. 遠藤 懐(お茶の水女子大学)
 「横浜における歌舞伎興行の成立と展開~出勤した役者の分析を通して~」
5. 黒川 真理恵(お茶の水女子大学)
「近世京都の小草紙屋~阿波屋定次郎の唄本について~」
6. 大湊 勝弘(東京学芸大学)
「竹を音素材とした東南アジアの音楽の教材化と指導法の研究
~素材を生かした楽器作り・音楽づくりの実践を通して~」
7. 海津 美樹(上越教育大学)
「柏崎の綾子舞と神楽舞~囃子における影響関係の考察~」
8. 丸山 洋司(東京芸術大学)
「ミティラー地方の民謡のポピュラー音楽化~新たな地域性の生成~」
9. 佐藤 文香(東京芸術大学)
「1970年代後半ギリシアにおけるレベティカの復興」
司会  野川 美穂子(東京芸術大学)

●東洋音楽学会東日本支部第17回定例研究会

時 2005年2月26日(土)午後1時~4時
所 東京文化財研究所セミナー室
<研究発表>
1.田中 敏長(笛師)
「朝倉義景の一節切模写をめぐって」
2.高桑 いづみ;野川 美穂子(東京文化財研究所)
「現存する一節切・調査報告」
3.  志村 哲(大阪芸術大学)
「古管尺八研究の現代的意義とITによる展開~情報音楽Web博物館の構想」
<シンポジウム> 「尺八を考える~正倉院から古管まで~」
パネリスト 志村 哲;高桑 いづみ;野川 美穂子
司会 月渓 恒子(大阪芸術大学)

●東洋音楽学会東日本支部第16回定例研究会

時 2004年12月4日(土)午後2時~4時
所 お茶の水女子大学 共通講義棟2号館102教室
<研究発表とディスカッション>
1.岡部 芳広(東京都立国際高等学校)
「植民地台湾における公学校唱歌教育の研究~植民地期(1895年~1945年)を通観して~」
2.劉 麟玉(四国学院大学)
「植民地台湾における公学校唱歌教材をめぐる論議について」
司会 永原 惠三(お茶の水女子大学)