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社団法人 東洋音楽学会 沖縄支部

●東洋音楽学会沖縄支部 第69回定例研究会

日時:2018年2月18日(日)14:00-16:00
場所:沖縄県立芸術大学 首里当蔵キャンパス 奏楽堂講義室(奏楽堂ホール2階)
参加費:会員・非会員とも入場無料(予約不要)

●内容: 研究発表:

又吉 恭平
「沖縄県における獅子舞の歴史と伝承−浦添市の獅子舞を中心に−」

小川 恵祐
「『アジア伝統芸能の交流』プロジェクトをめぐる舞台化の議論と民族音楽学者」

● お問い合わせ: 支部委員(例会担当)岡田 恵美
080-3055-5668  okadaemy@edu.u-ryukyu.ac.jp

 

●東洋音楽学会沖縄支部 第68回定例研究会

日時:2017年7月1日(土) 15:00〜17:45(14:30開場)
場所: 琉球大学 大学会館3Fホール
参加費: 会員・非会員とも入場無料(予約不要)

シンポジウム & ブヌンの児童達によるミニ・コンサート

「台湾原住民ブヌンのことばと歌
     
〜高雄市桃源區建山國民小學校児童・教員をお迎えして〜」


●内容:

第1部(15:00-16:30)
シンポジウム「台湾原住民ブヌンにみる言語と芸能の復興」

登壇者:

 石垣 直(沖縄国際大学)
「現代台湾における原住民族語復興への取り組み―その政策史と現状」(仮)

 翁長 巳酉(打楽器奏者)
「どうしてサンバ? 打楽器と唄でつなぐ,原住民の文化継承と共同体作り」

 陳 俊延(高雄市桃源區建山國民小學校長)
報告: 建山國民小における言語・芸能復興の取り組み

司会:岡田 恵美(琉球大学) 通訳:鄭 G玟(琉球大学 留学生)


第2部(16:45-17:45)ミニ・コンサート

・台湾原住民ブヌンの伝統歌唱

・サンバを導入した伝統芸能の新たな形

 演奏:高雄市桃源區建山國民小學校児童23名(予定)

 (一部共演:琉球大学・台湾サンバプロジェクトチーム)


注) 台湾では権利獲得運動を通じて使用が公式に認められた自称/公称として「台湾原住民(族)」が用いられています.

本シンポジウムでも現地の状況を尊重し,「台湾原住民(族)」という呼称・表記を使用致します.


● 企画・主催: 琉球大学 教育学部 岡田研究室, 翁長巳酉

● 本シンポジウムの一部は,科研費・基盤研究C(16K02242)の助成を受けております.

● お問い合わせ: 琉球大学  岡田 恵美

  080-3055-5668  okadaemy@edu.u-ryukyu.ac.jp

 

●東洋音楽学会沖縄支部 第67回定例研究会

日時:2017年6月17日(土)15:00〜16:30(14:30開場)
   ※体験ワークショップは13:00〜14:30(12:30開場)

場所: 琉球大学 50周年記念館
参加費: 会員・非会員とも入場無料

レクチャー・コンサート(15:00-16:30)
「韓国の打楽器芸能『農楽(ノンアク)』〜叩いて,踏んで,結んで,ほどく〜」

・演奏: チェ・ジェチョル(韓国打楽器奏者),神野知恵(民族音楽学者)

・レクチャー: 神野知恵 「韓国農楽の中に込められた『ほどき:プリ』の哲学」
 朝鮮半島に広く伝わる打楽器芸能「農楽」は,正月や収穫の時期などに村祭りで演じられてきました。太鼓や鉦を打ち鳴らしながらステップを踏んで踊ることによって,村の守り神や地神,雑神たちが村に厄をもたらさないよう,その心を「ほどく」(韓国語では「プリ」)ことが重要だと考えられ,同時に,生きる人々の様々な想いも「ほどく」ことが重視されてきました。その哲学は農楽のリズムのなかに も浸透しており,緊張(結ぶ:メジュム)と弛緩(ほどく:プリ)を反復させることによって,高揚感が作り出されます。今回のレクチャーでは「ほどき」に関する民俗的概念と,これが音楽の構造に与えている影響について紹介します。

○体験ワークショップ(13:00-14:30)も同日・同会場にて開催
チェ・ジェチョル、神野知恵を講師に,農楽で使われる打楽器や口唱歌を体験します。

☆レクチャー・コンサート,体験ワークショップともにご予約不要です。どなたでもご参加いただけます。

● 主催: 国立大学法人 琉球大学 教育学部 岡田研究室
● 本研究会は、宇流麻学術研究助成基金からの助成を受けております。
● お問い合わせ:琉球大学 教育学部 岡田 恵美
TEL: 080-3055-5668 okadaemy@edu.u-ryukyu.ac.jp

 

●東洋音楽学会沖縄支部 第66回定例研究会

日時:2017年2月11日(土) 14:00〜15:30予定(開場13:30)
場所:沖縄県立芸術大学音楽棟1F 大合奏室
参加費:会員・非会員とも無料
内容:
タイトル「沖縄宮古八重山民謡大全集CDボックス『唄方』と島唄」

講演 宮沢和史(沖縄県立芸術大学非常勤講師)
助演者: 大城貴幸 大城クラウディア (本島民謡)
     Hirara (宮古民謡)チーム鬼鷲 (現代版組踊)

鼎談 「三線の竿の素材『くるち』の確保、育成 〜 三線製作の実情」
      宮沢和史・平田大一 ([公財]沖縄県文化振興会)
      仲嶺幹 (沖縄県三線製作事業協同組合)

☆ 2016年完成のCDボックス『唄方』に関して、実演家による演奏や関係者からの話題提供を含めての講義をします。

☆沖縄県立芸術大学特別公開授業との共催事業です。

事務局: 沖縄県那覇市首里当蔵町1-4 沖縄県立芸術大学音楽学部 小西潤子
問合せ: ejkonis@gmail.com(小西)
     沖縄県立芸術大学音楽文化専攻 Tel/Fax 098-882-5015

 

●東洋音楽学会沖縄支部第65回定例研究会

日時:2016年3月30日(水) 15:00〜17:30
場所:沖縄県立博物館・美術館 講堂(3階)
参加費:入場無料
内容:
タイトル「人びとの記憶と記録に残るラジオ放送」

1.概要
 1925年にスタートしたラジオ放送は、日本の大衆文化のありようを一変させ、あらたな文化を形成するひとつの拠点となりました。ラジオ放送では趣向を凝らしたジャンル(文芸・各種劇・音楽・教養など)が開拓され、そのなかで日 本人の聴取のあり方やライフスタイルにも変化がもたらされました。その意味で沖縄も例外ではありませんでした。
 戦後70年を迎えた昨年は、ラジオ放送開始90年を迎えました。そうした歳月の隔たりは、現代に生きるわたしたちが、もはや放送初期の様子を知ることを厳しい状況にしています。
 そこで本企画は「人びとの記憶と記録に残るラジオ放送」というテーマのもと、第一部ではラジオ放送に関する企画者川平朝清氏と中山栄子氏をゲストにお迎えし、沖縄そして日本の放送界の軌跡をお話しいただきます。
 より多くの県民のみなさまが放送文化のゆたかさを今一度みつめ直し、実感する機会になればと思います。

 ゲスト出演:川平 朝清 氏(元琉球放送アナウンサー、元沖縄放送協会会長)
       中山 栄子 氏(元琉球放送アナウンサー兼プロデューサー)
       大野 克郎 氏(NHK沖縄放送局アナウンサー)

主催:「戦前の沖縄本島・八重山諸島・台湾のラジオ音楽番組における洋楽受容と郷土意識の形成」プロジェクトチーム(研究代表者:三島わかな)、一般社団法人東洋音楽学会沖縄支部
後援:NHK沖縄放送局、RBC琉球放送
協賛:沖縄タイムス社
協力:那覇市歴史博物館
 本事業はJSPS日本学術振興会科研費(24652038)の助成を受けたものです。

2.プログラム
第一部:研究報告「戦前のラジオに乗った音、ラジオ環境はどうだったの?」
   報告(1) 三島 わかな
   報告(2) 長嶺 亮子
第二部:対談「戦前戦後の台北・沖縄のラジオ放送」
   話し手:川平 朝清、中山 栄子、聴き手:大野 克郎

●東洋音楽学会沖縄支部第64回定例研究会

日時:2015年5月30日(土)午後13時30分〜15時30分
場所:沖縄県立芸術大学 奏楽堂2階講義室
参加費:入場無料(非会員は資料代300円)
内容:
1.博論発表
 「ハワイ沖縄系移民による芸能活動と沖縄」
  遠藤美奈(沖縄県文化振興会)

2.博論発表
 「芸能実践の豊かさを生きるー沖縄移民の芸能から広がる人やモノのつながりの研究」
  栗山新也(国際日本文化研究センター)

●東洋音楽学会沖縄支部第63回定例研究会

日時:2015年1月9日(金)午後7時〜9時
場所:沖縄県立芸術大学 奏楽堂2階講義室
参加費:入場無料
内容:
レクチャーコンサートとミニ・シンポジウム
―南洋に渡った沖縄県民が耳にした音楽と日本語―

1.レクチャー&コンサート「パラオ現代歌謡とその実態」
 「南洋と日本語歌謡」小西潤子(沖縄県立芸術大学)
 「パラオのデレベエシール」ハワード・チャールズ(パラオ・コミュニティ・カレッジ)

2.ミニ・シンポジウム「パラオの現代歌謡と記憶、日本語」
 「ウタホン編集から見えてきたこと」小西潤子
 「想い出のパラオ」田中順一(沖縄パラオ友の会代表)
 「パラオで使われている日本語」今村圭介(長崎大学)
 「パラオ音楽の将来に向けて」ハワード・チャールズ (通訳込)
 ディスカッション 20分

●東洋音楽学会沖縄支部第62回定例研究会

日時:2014年9月27日(土)午後6時〜8時
場所:沖縄県立芸術大学 一般教育棟3階大講義室
内容:
1.レクチャーコンサート
「南米ベネズエラの音楽と文化」
講演者:石橋純(東京大学教養学部准教授)
演奏者:エストゥディアンティーナ駒場

●東洋音楽学会沖縄支部第61回定例研究会

日時:2014年2月15日(土)午後2時〜4時
場所:沖縄県立芸術大学 奏楽堂2階講義室
内容:
1.講演
「楽童子の成立―紋船使から江戸立へ―」
講演者:板谷徹(非会員)

2.研究発表
「屋嘉比工工四譜に声楽譜をつける」
発表者:國吉清昂(会員)

●東洋音楽学会沖縄支部第60回定例研究会

日時:2013年7月27日(土)午後1時30分〜3時
場所:沖縄県立芸術大学 奏楽堂2階講義室
内容:
1.研究発表
「戦前・戦中台湾のコロムビアレコードにみる劇音楽」
発表者:長嶺亮子(沖縄県立芸術大学非常勤講師)

2.研究発表
「パラオの歌謡とその社会―日本とローカル文化を接合するものとして―」
発表者:小西潤子(沖縄県立芸術大学)

●東洋音楽学会沖縄支部第59回定例研究会

日時:2013年2月17日(土)午後1時30分〜3時
場所:沖縄県立芸術大学 奏楽堂2階講義室
内容:
1.研究発表
「《安里屋ユンタ》の伝播・普及プロセス─レコード、歌集、音楽教科書の分析を中心として─」
発表者:高橋美樹(高知大学)